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全同教・奈良大会レポート

 投稿者:清見久夫  投稿日:2009年 1月14日(水)09時43分59秒
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  遅くなってからですが、昨年11月末に開催された、全国人権・同和教育研究大会 奈良大会のレポートです。地域にある、ふれあいセンターに寄稿したものを掲載しています。簡単なものです。この中では、学校名、個人名はイニシャルとしています。

【第60回全国人権・同和教育研究大会 奈良大会に参加して】


全同教の全国大会には、3年続けての参加となりました。
一昨年の愛媛大会は大山町同推教からの派遣、昨年石川県は個人負担による参加、そして今年は村の活動費による派遣、時間と費用をくふうして参加を続けています。
私が参加するには、幾つかの大きな、小さな目的があります。部落解放への方向を確認することが大きな目的、そこにつながる小さな目的とは、一つには、全体会・分科会を通して、全国の仲間たちの取り組みと出合い、受けとめること、二つには、分科会の討議の中で、自分の部落解放への願いを発信すること、三つには、全国の部落解放を願う仲間たちの存在を知ること、四つには、旧友と出会うこと、新しい仲間と出会うこと、そして五つ目が、一緒に参加する大山町の皆さんと語らうことです。
今回も、そんな期待と課題を持っての参加でした。
第一日目の、全体集会、ここでは基調報告が提案されましたが、人権を守るための社会背景が厳しくなっていることを感じました。尚、大会宣言の中で、「国民が・・・」という表現が多くあることに気付き、今日的に同和教育が視点をあてるのは、「国民」も含めた「私たちの周囲に住む人々」であり、そう表現すべきであると分科会で指摘をしました。分科会、鳥取県からの報告である大山町N中学校のM先生の発表は、とても素晴らしいものでした。校区にある児童養護施設から通学する生徒の進路を守る取り組みでしたが、同様の状況にある参加者から多くの共感の声がありました。今回、移動バスの中で、N中の何人かの先生とお話をする機会がありましたが、報告者のM先生だけではなく、多くの先生方が、同和教育が大切にしてきた視点「目の前にいる子どもたちの姿から出発する」ことを共通理解としていることを感じました。
当日の夜、同和教育で気持ちを同じくする、全国の仲間たちとの交流会に参加しました。
近鉄奈良駅ビルにある中華料理店。220名もの人々が、それぞれの同和教育への思いと実践を伝え合います。私も旧友たちとの親交を深め、新しい出会いをいただきました。
第二日目、「インターネットと人権、グーグル問題」で、取り組みの先人たち、奈良の友人が報告をする分科会に参加しました。そこでは、伊丹市の女性が、PTAとして解放児童館の交流学習で学び、たくさんの被差別当事者たちとの語らいの中で「反差別」の気持ちと行動を育てていった経緯を語ってくれました。私も参加の目的である「発信すること」にチャレンジしました。報告への共感を伝え、部落解放への願いを発信しました。
今回の奈良大会参加で、あらためて、こんなにもたくさんの行政職員の方が、学校の先生方が、市民・町民の方が、何よりも、こんなにもたくさんの部落の仲間たちが、「部落差別をなくそう」の声をあげている、そんな場面に出会うことの喜びを覚えました。
来年は、皆さんも一緒に参加しましょう。
 
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